生活保護受給者の理由を円グラフで見る

理由別の円グラフ

「高齢者」「母子家庭」「障害者や傷病者」で87%の割合になります。 この3つの理由は労働ができないことを意味するものなので、社会的に考えても生活保護受給者になっても仕方ないともいえます。 平成24年現在で、不正受給が多いために過去最高の人数になっているのではと懸念される方もいらっしゃいますが、この円グラフをみれば仕方ないのが分かります。 母子家庭の割合が意外と低いのは、いずれ子供が成人した時に手助けがいらなくなり、入れ替わっているからなのでしょう。 しかし「高齢者」や「障碍者」というのは将来改善される可能性が低いので累積していくと考えられます。

年齢別でみる生活保護受給者

年齢別円グラフ

60歳以上が50%以上と高い数値を占めています。 年齢からみて労働できるだろう20代や30代は少なくなっています。 働きたくないから生活保護受給者になっている例は意外と少なく、就労が困難なためというのが理由と思われます。 10代の年齢が多いのはおそらく離縁した母子家庭の子供が原因になっているのでしょう。 日本の貯蓄の多くが定年した60歳以上の方が保有していると言われます。 その点では逆に生活保護受給者も多く格差が実際には大きいと言えます。 一般的には働き盛りの時にどのように意味のある時間を過ごしたかで大きく結果が、やはり異なっているのです。 ですから将来的なプランと正確な人生設計ができた人とそうでない人の顕著な違いです。

廃止した理由の統計値

廃止理由の円グラフ

一度、生活保護を受けると楽を覚えて抜け出せないとも言われてますが、毎年10万以上の世帯が廃止になっています。 その内訳を見ると「収入が増えた為」というのが僅かに12%なのが、大きな統計の問題点でもあります。 一番多かった理由が、死亡と家族に告げない家出による自ら望んだ失踪という悲しい現実でもあります。 失踪というのがどういう状態なのかは詳細がありませんが、定住せずホームレスになったり厳しい制限が嫌になったのかもしれません。 不明という理由項目がありましたが、恐らくは不正受給がばれた為なのではないでしょうか。 受給者が貯蓄を内緒でしていたり、不正な医療費を浪費しているのが見回りの民生に発覚したり隠していても見つかった場合などです。

右肩上がりで増加している生活保護受給者の数

一度生活保護を受給してしまうと何もかもが、どこか諦めムードになってしまうという将来の希望に対する欠点があります。 相当な向上心がない限り普通の生活に戻ってやろうという気力を持ち合わせている方はいないと言えるでしょう。 それくらい低賃金で汗水を垂らしながらストレス社会で無理をして働くことが馬鹿らしいと思えるくらいの待遇があるという事です。 特に50代、60代になってしまうと体にも悪い所が出てきてたりすることが理由で今のままでいいのではないかと考えるようになってしまうようです。 悪い言い方をすれば心が折れてしまった状態になって無気力になってしまうのです。 そのうち、そのお金が国民の税金で賄われていることなどを忘れ人権を主張するようになる方もいます。 本当に働ける状況ではないならまだしも不正でそれを行う事はむしろ人格が疑われてしまいます。 ケースワーカーや調査員を誤魔化すことに背徳心を感じず慣れてしまうと、周囲に対する悪い気持ちが薄れそれがむしろ当たり前になってくるようです。 受給者が社会に復帰する意欲を持てる環境作りが大切なのですが、近年の流れですと今まで踏ん張って持ちこたえてきた方も生活保護に辿り着いているケースが多く見られます。 特に勤め先や場所の少ない地方ではそれが表だって顕著になってきています。


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